アイルランド最大のVoidサウンドシステムと、アイルランド初のArcline 8インスタレーションを備えたオープニングウィークエンドは、この空間の今後の展開を予感させるものでした。DJのCleric、TR_one、Jamie Behan、Fish Go Deep、Colm K、Dim the Lightsによる幅広いセットや、シンガーソングライターのElaine MaloneとSaint Caoilianによるサンデー・チルド・バイブなどのアクトが行われました。

テクノ、ディスコ、ハウスなど、あらゆるジャンルが揃っていました。この建物は、1921年に建てられた歴史ある建物で、100年前の建築物が今でも残っており、近年ではKayne WestやFranz Ferdinandもここに登場しています。

Sounds Good Systems社のエド・ライス氏は、「アイルランドで初めてArcline 8を導入するのに、これ以上の会場はない」と語っています。

導入されたVoidキットについて、DaliはArcline 8を8台、Stasys 218を4台搭載しており、ライブ音楽とDJセットの両方に適しています。

Daliのプロモーター兼マネージャーであるStephen O'Byrne氏とHope Alo氏は、数年前からVoid Acousticsのシステムをよく知っており、フェスティバルでそのサウンドクオリティを楽しんでいました。ダブリンのナイトクラブHangarで行われたTri Motionシステムのデモを見て、Void製品への投資を決定しました。

Sounds Good Systems社の電気技師Romano Caira氏と彼のチームがインストールの初期作業を行い、Mike Van Deventer氏とEd Rice氏が完成させ、その後 Voidの技術チームが完璧に調整した」とEd氏は説明する。「この歴史的な会場には、それにふさわしいサウンドシステムがあります。Stephen、Hope、Dave、Carolineは一緒に仕事をする上でとても素晴らしいチームです。同様に、ハウスエンジニアのChisと、照明と映像の担当者も、すべての音と見た目を最高の状態に保ってくれています。”

DaliのハウスエンジニアであるChris Somers氏は、Void Arclineシステムを「これまでアイルランドで聴いたものを凌駕する」と評しました。本当にショックだったのは、このシステムの多様性です。Daliの前は、Voidをクラブでしか聞いたことがありませんでしたが、ライブでのサウンドは信じられないほどでした。フォーク、ロック、ハードコア、ダブなど、何をやっても見事なディテールとパワーで処理してくれました。これほど多くの人がブースに近寄ってきて、このサウンドを褒めたり感謝したりしたことはありませんでした。